肺がんの生存率はどれくらいなのか? ステージ別症状と合わせて詳しく解説

肺がんは年々増加が目立つがんだと言われています。

がんの中でも進行スピードが速く、悪化しやすいという特徴があります。

 

肺がんを発症していても自覚症状の無いことが多く、発見した時にはすでに病状が進んでいる事は少なくありません。

進行したがんへの有効な治療法は少ないため、治療をし、治癒させることは難しいといわれています。

 

そのため、肺がんを発症したことにより命をおとしてしまう人が増えているのです。

 

肺がんを発症したら、どのような症状が起きるのでしょうか。

これから先どれほど生きることができるのか、生存確率は高いのでしょうか。

 

この記事では、ステージ別の症状と、主にステージⅢ以降の場合にできることを説明していきます。

 

 

もしも肺がんと宣告されたら確認すべき3項目

肺がんと宣告をされたら、以下の3点をまずチェックしましょう。

 

・どこにできているがんなのか

・どこまで広がっているがんなのか

・がんがどれくらい進行しているのかを知ること

 

肺がんには、さまざまな種類とステージの違いがあります。

がんの種類によって、進行が早い状態もあれば進行が遅いものもあるのです。

がんのステージや進行の仕方によって生存率が変わります。

 

肺がんと宣告されたら、自分の先は短いのではないかと、不安がよぎるでしょう。

前向きなことを考えられなくなるかもしれません。

 

しかし、がんの状況を知ることで、どの治療を受ければ良いのか分かり、適切な治療に進むことができます。

 

その結果、生存率も変わってくるのです。

 

肺がんになる3つの要因と予防するための方法

なぜ肺がんになるのでしょうか?

本章ではその原因を探っていきます。

これらを知っておくことで、未然に防ぐための助けになるでしょう。

 

肺がんは、肺の中にある細胞ががん化した状態です。

がん化した状態です。

がん化とは、細胞が異常な分裂を繰り返し、周りの組織の正常な機能まで破壊しながら広がることです。

 

肺と気管支から発生するがんの総称のことを肺がんといいます。

 

細胞に異常を生じさせる3つの原因と、予防法について説明していきます。

 

 

喫煙

よく知られているように、肺がんになる原因にたばこがあります。

非喫煙者に比べて4倍以上、肺がんになる危険があると言われています。

 

なぜなら、よく知られているニコチンやタール以外にも、たばこの煙には発がん性物質がたくさん含まれているからです。

 

しかし、たばこを吸うと誰もが肺がんになるという事ではなく、個人の体質などによります。

喫煙年数の長い人、1日の喫煙本数の多い人、煙を深く吸い込む人、喫煙開始年齢が若かった人ほど肺がんになる危険性が増すと言われています。

 

副流煙にも発がん性物質が含まれるため、たばこを吸っている本人だけでなく受動喫煙でも危険があります。

 

大気汚染の汚染物質

大気にも発がん物質が含まれています。

 

アスベスト、クロム、ヒ素などの発がん性物質はよく知られていますが、車の排気ガスやPM2.5も肺がんを引き起こす原因として問題視されています。

 

私たちは呼吸をするときに様々な物質を吸い込みます。

気管支で排泄される物質がほとんどですが、まれに肺の奥に入りこむ有害物質があります。

 

有害物質が肺がんの原因となるおそれがあります。

車の排気ガスなど、大気が汚染されている危険のある大都会に住んでいる人の方がリスクは高まります。

 

女性ホルモン

女性ホルモン(エストロゲン)が肺がん発症に影響しているということが分かってきました。

 

エストロゲンが、がん細胞の促進をうながし、肺の細胞の受容体にエストロゲンがつくことによってがん化すると言われています。

 

喫煙をしない女性でも肺がんを発症する人が増えているのはこのためです。

 

生活習慣を改めることで予防につながる

では、肺がんを予防するにはどうすればいいのでしょうか。

 

肺がんの主な原因はたばこです。

肺がんを予防するためにはたばこをやめることが望ましいです。

 

また、発症した肺がんの進行リスクを下げることもできます。

たばこの煙に有害な物質が含まれているため、禁煙だけではなく、受動喫煙をしないように気をつけましょう。

 

がんは、生活習慣病のひとつとされています。生活習慣を見直すことが予防につながるのです。

 

・野菜を中心とした食生活に整える

・規則正しい生活をする

・適度な運動をする

 

生活習慣を整えることで、がんから守るからだを作ることができます。

がんと宣告されてからでも遅くはありません。

がんと闘うからだを作ることに繋がるからです。

 

まずは生活習慣を見直し、改善してみましょう。

 

残された時間はどれくらいなのか

すでにがんを発症している場合において、生存率についてお伝えしていきます。

まず、生存率とは肺がんを発症してから一定期間生きられる確率のことをいいます。

 

がんの進行具合や治療によって生存率は変わってきますが、肺がんによるそれぞれの症状での生存率はどれくらいなのでしょうか。

 

 

非小細胞肺がんの場合

非小細胞肺がんの場合には5年生存率が用いられます。

 

・ステージⅠ 70~80%(手術後)

・ステージⅡ 50~60%(手術後)

・ステージⅢ 15~20%(手術、化学療法、放射線治療後)

・ステージⅣ 1年生存率が50~60%(化学療法後)

 

さまざまな場所へ転移するステージⅣでは、5年生存率ではなく1年生存率であらわされることがほとんどです。

がんが手術を行うことが難しいくらいに進行した状態だからです。

 

抗がん剤治療を行っても、ほとんどの患者は1年生きることが難しいことが分かります。

しかし、非小細胞肺がんの進行は遅い傾向があります。

早期発見できると生存率は確実に上がります。

 

 

小細胞肺がんの場合

全身へ転移するのがはやいため、放射線療法と化学療法を組み合わせて行われます。

がんの広がり具合により2種類に分けられています。

それぞれの生存率が変わります。

 

・限局型 片方の肺にだけがんの見つかる場合

    5年生存率 20~25%

 

・進展型 両方の肺にがんが見つかる、またはほかの場所への転移がある場合

    3年生存率 5~10%

 

小細胞肺がんは生存率が低いことから、進行の早さが分かります。

 

しかし、これらのデータはあくまでも統計学的なデータです。

個人の体質などにより進行具合は変わるため生存率は異なります。

 

医療も日々進歩しています。

生きる希望を捨てずに、早い段階で最善な治療を受けることで、生存率を上げることができるといえるのではないでしょうか。

 

余命が短くなりがちな小細胞肺がんとは

顕微鏡で見ると、ほかのがんに比べて小さい細胞が密集しながら広がるのが小細胞がんです。

小さい細胞であるため増殖が早く、進行しやすいことが特徴です。

 

そのため、リンパ節やほかの臓器に転移しやすいのです。

進行の早さから、早期発見は難しいと言われています。

 

発見した時には手術をおこなうことはできず、放射線療法などの化学療法をおこなうことが多いようです。

化学療法の効果は出やすいという面もあります。

 

小細胞がんは広がりかたによって、さらに2種類に分けられます。

 

限局型:片方の肺と近くのリンパ節に見つかる場合

進展型:限局型より広がっている 両側の肺や肺の外にがんが広がりほかの臓器にも転移がみられる   場合

 

非細胞がんのステージ別の症状とは

非細胞がんはさらに「腺がん」「扁平上皮がん」「大細胞がん」などの組織型に分かれます。

早期に発見すれば手術することができ、治癒する可能性があります。

 

しかし、抗がん剤や放射線療法は、小細胞がんに比べると効きにくい特徴があります。

 

非細胞がんはがん病巣の広がり具合で病気の進行を分けられます。

このことを「病期」といい、「ステージ」と呼ばれています。

 

Ⅰ期 がんが3cm以下の場合

リンパ節やほかの臓器に転移はみられない

 

Ⅱ期 がんの大きさは5cm以下の大きさ

リンパ節に転移していることはみとめるが他の臓器には転移していな状態

 

Ⅲ期 大きさが7cmを超える

リンパ節に転移はみとめるがほかの臓器には転移していない

 

Ⅳ期 がんができた反対側の肺にもがんの転移がある状態

胸水の中にもがんがみられる

 

・ほかの臓器・脳・肝臓・骨などに転移がある場合

 

Ⅰ期からⅣ期になるにつれて、がんが進行していくのです。

 

ステージⅢ以降のあなたに必要な考え方について

ステージが進んでいると、この先のことで不安や心配でいっぱいになるかもしれません。

ですが、今できることはないのでしょうか?

 

次の章では、ステージⅢ以降にできることについてご紹介します。

 

大切なのは免疫力を上げること

がんを治すというより、進行を抑えるためにがんと闘うからだを作ることが大切です。

がんと闘うには何が必要なのでしょうか。

 

それは免疫力を上げることです。

 

免疫力を上げるには、

 腸をきれいにする

 体温を36度台後半にする

 血行をよくする

という方法があります。

 

入浴や少しの運動をすることで体温の上昇が期待できます。散歩などをしてみましょう。

 

また、とにかくストレスをためないことが重要です。

 

免疫力は、ネガティブなことを考えたり、悲しんだり泣いたりするとすぐに下がります。

逆に言うと、よく笑い楽しいことをすれば免疫力は上がります。

 

 

免疫アップを促す食事療法

体力を維持すること、免疫力をあげるために必要なのが食事で栄養を摂ることです。

 

栄養のバランスの整ったものをゆっくり食べましょう。

たくさん食べるほど、栄養がたくさん摂れるのではありません。

腹八分目の量に抑えることでからだへの負担がやわらぎます。

 

・腸をキレイにするための発酵食品や乳酸菌を摂取する

・玄米・野菜・海藻・豆類・お肉や卵をまんべんなく食べる

・白砂糖や乳製品は控える

・ビタミンCを摂取する

・水分はこまめに摂る

 

食欲が無く、おなかの具合の悪いときなどは「がんばって食べよう」と思うことが辛いかもしれません。

 

そんな時は無理をして食べる必要はありません。

 

大切なことは、食べることを楽しむことなのです。

 

免疫力を上げる「ワクチン療法」や「細胞療法」と言う考え方

免疫力を上げるには、自分で生活習慣を改善する以外に方法は無いのでしょうか?

 

ワクチンを投与することで免疫を上げられる方法もあります。

 

このような方法を取り入れてみるのも1つの方法です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

これまで、肺がんのステージ別の症状と、発症する原因、それから、ステージⅢ以降の場合にできることについてお伝えしてきました。

 

肺がんと宣告されたら、まず次の3つを心がけましょう。

 

・どこにできているがんなのか

・どこまで広がっているがんなのか

・がんがどれくらい進行しているのかを知ること

 

そうすることで、症状に応じた適切な治療に進むことができます。

 

ステージⅢ以降の場合にできることは免疫力をあげること。

ストレスをためないように、少しでも楽しいことを探し好きなことをしてみましょう。

 

毎日の小さな楽しさや、喜びを積み重ねることが、明日の生きる活力に繋がるのではないでしょうか。

医療ライター。

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